デジタル大辞泉 「突き歩く」の意味・読み・例文・類語 つき‐あり・く【突き▽歩く】 [動カ四]頭を下げて歩く。「ぬかづき虫、またあはれなり。さる心地に道心起こして―・くらむよ」〈枕・四三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「突き歩く」の意味・読み・例文・類語 つき‐あり・く【突歩】 〘 他動詞 カ行四段活用 〙① あちこち、頭をさげて歩く。おじぎをしてまわる。[初出の実例]「ぬかづき虫、またあはれなり。さる心地に道心おこしてつきありくらんよ」(出典:枕草子(10C終)四三)② 鐘をついてまわる。[初出の実例]「かねつきありきけるに、吉祥天のおはしましけるを」(出典:古本説話集(1130頃か)六二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例