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吉祥天 きちじょうてん Śrimahādevī

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

吉祥天
きちじょうてん
Śrimahādevī

仏教の女神。本来はベーダおよびヒンドゥー教に現れ,美,幸運,繁栄,豊穣をもたらす神とされる。一説にはアーリア人インドに侵入する以前の,先住民のもつ豊穣の女神かともいわれる。ヒンドゥー教では,ビシュヌ神の神妃とされ,シュリーラクシュミーとも呼ばれるが,元来シュリー女神はラクシュミー女神と別個のものであり,ウパニシャッドにおいて互いに融合したという説がある。

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吉祥天
きっしょうてん

「吉祥天 (きちじょうてん)」のページをご覧ください。

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デジタル大辞泉の解説

きちじょう‐てん〔キチジヤウ‐〕【吉祥天】

《〈梵〉Śrī-mahādevīの訳》福徳を授ける仏教守護の女神。父は徳叉迦(とくしゃか)、母は鬼子母(きしも)。毘沙門天(びしゃもんてん)の妻とされる。ふつう立ち姿の天女で、左手に如意(にょい)宝珠を捧げ、右手で施無畏印(せむいいん)をつくる。功徳天。宝蔵天女。きっしょうてん。

きっしょう‐てん〔キツシヤウ‐〕【吉祥天】

きちじょうてん(吉祥天)

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百科事典マイペディアの解説

吉祥天【きちじょうてん】

吉祥天(きっしょうてん)

吉祥天【きっしょうてん】

〈きちじょうてん〉とも読む。仏教守護の善女神の一人。吉祥功徳天,功徳天とも。インド神話ラクシュミーに起源。鬼子母神(きしもじん)の子で毘沙門(びしゃもん)天の妃。
→関連項目七福神天部弁財天

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世界大百科事典 第2版の解説

きっしょうてん【吉祥天】

功徳天(くどくてん)ともいい,〈きちじょうてん〉とも読む。インド古代神話ではラクシュミーLakṣmī(シュリーŚrī)といわれ,美,幸運,富の女神である。ラクシュミーはビシュヌ神の妃で愛の神カーマの母とされる。この世にさまざまな姿をとって現れる(権化,アバターラ)というビシュヌの神話が形成される過程で,多くの要素を統合しながらその妻として確立されたと思われる。したがって起源についても多くの説があるほか,蓮華,象など多様な事物とも関連づけられている。

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大辞林 第三版の解説

きちじょうてん【吉祥天】

Śrī-mahādevī〕 天部の一。もとインド神話の神で、ビシュヌ神の妃とされたが、仏教では徳叉迦とくさかを父に、鬼子母神を母に生まれ、毘沙門天の妃とされる。福徳安楽を与え、仏法を護持する天女。通常、天衣宝冠を着け、左手に如意宝珠を捧げ持つ。吉祥天女。きっしょうてん。功徳天。宝蔵天女。

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世界大百科事典内の吉祥天の言及

【吉祥天】より

…したがって起源についても多くの説があるほか,蓮華,象など多様な事物とも関連づけられている。これが仏教にもとり入れられ,福徳を司る女神吉祥天として《金光明経》などに説かれ,少なからず信仰をあつめた。密教では毘沙門天の左脇侍として作られる。…

【ビシュヌ派】より

…この派の神学はベーダーンタ派の哲学に基礎づけられることが多く,その神学別に,さらにマドバ派,ビシュヌスバーミン派,ニンバールカ派,バッラバ派,チャイタニヤ派などの支派が分岐した。(2)パンチャラートラ派 バーガバタ派がバラモン教的な色彩を濃くもつのに対して,この派はタントラ的(タントラ)なビシュヌ教を説き,ナーラーヤナNārāyaṇaとしてのビシュヌ,およびその神妃であるラクシュミーLakṣmī(吉祥天)を崇拝する。成立の過程はあまり明らかにされていないが,この派の聖典(108典あると伝えられる)は7世紀ころから作成されるようになったと考えられている。…

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