デジタル大辞泉 「突き遣る」の意味・読み・例文・類語 つき‐や・る【突き▽遣る】 [動ラ五(四)]突いて向こうへ押しやる。「『これをその方にお見せ』と云って我が子を―・ると」〈谷崎・少将滋幹の母〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「突き遣る」の意味・読み・例文・類語 つき‐や・る【突遣】 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 突いてあちらへやる。また、勢いよくおしやる。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「干物つきやる精進の朝〈岱水〉 手拭のまぎれて夫を云つのり〈芭蕉〉」(出典:俳諧・猿舞師(1698)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例