突き遣る(読み)ツキヤル

デジタル大辞泉 「突き遣る」の意味・読み・例文・類語

つき‐や・る【突き遣る】

[動ラ五(四)]突いて向こうへ押しやる。
「『これをその方にお見せ』と云って我が子を―・ると」〈谷崎・少将滋幹の母〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「突き遣る」の意味・読み・例文・類語

つき‐や・る【突遣】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 突いてあちらへやる。また、勢いよくおしやる。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「干物つきやる精進の朝〈岱水〉 手拭のまぎれて夫を云つのり〈芭蕉〉」(出典:俳諧・猿舞師(1698))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む