突上戸(読み)つきあげど

精選版 日本国語大辞典 「突上戸」の意味・読み・例文・類語

つきあげ‐ど【突上戸】

〘名〙 上端鴨居蝶番(ちょうつがい)または壺金でとりつけ、閉じる時は垂れ下げるようにし、あける時は棒で前に突き上げて支え、庇(ひさし)のようにした戸。上げ庇。突上げ庇。
浅野家文書‐慶長二年(1597)一二月二三日・浅野幸長高麗陣雑事覚書「門矢蔵〈略〉つきあけ戸あり」

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