上(げ)端/上(げ)羽(読み)アゲハ

デジタル大辞泉の解説

あげ‐は【上(げ)端/上(げ)羽】

謡曲のクセの中程で、シテなどが上音(じょうおん)で謡う部分。

うわ‐は〔うは‐〕【上端】

《「うわば」とも》
物の上面、または上部の端。
「荷負箪笥の―をこつこつと指さきでたたいてみせた」〈里見弴・小さな命〉
単位未満の端数。特に金銭で、まとまった区切りのよい額をわずかに超えた、はしたの金。

じょう‐たん〔ジヤウ‐〕【上端】

上の方の端。⇔下端
上限(じょうげん)3

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

うわは【上端】

〔「うわば」とも〕
物の上部のはし。
ある単位に達しない数。特に、金勘定の際の端数。

じょうたん【上端】

上部の端。 ⇔ 下端かたん
〘数〙 「上限じようげん」に同じ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

あがり‐ばた【上端】

〘名〙 家の上がり口。入り口。あがりはな。
滑稽本・八笑人(1820‐49)初「そんなら爰へもってきて下っし、ト上(アガ)り端(バタ)へ出(い)でわらぢをはく」

あがり‐ばな【上端】

〘名〙 (「あがりはな」とも)
① 家や階段などの上がり口。あがりばた。
雑俳・藐姑柳(1785)正月二五日「上(アガ)りはなおし分けて娵(よめ)迯げるなり」
② 物価などが上がりかけの時。上がりはじめ。

うわ‐は うは‥【上端】

〘名〙 (「うわば」とも)
① 物の上部上面
※夫木(1310頃)一一「いなみのを朝踏みわたるかり人の笠のうははになびく荻原〈藤原範綱〉」
② 単位に満たない余分の端数。特に金銭についていう。はした金。
※石山本願寺日記‐証如上人日記・天文一一年(1542)一〇月二四日「六拾貫之分〈略〉只今上は八貫文上之」
※日葡辞書(1603‐04)「Vuaba(ウワバ)。または、vuafa(ウワハ)

じょう‐たん ジャウ‥【上端】

〘名〙
① 上の方の端。⇔下端
解体新書(1774)一「髀骨之上端者、著臗骨也」
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「上端に鉄線を著け、麻線を繋ぎて」 〔宋史‐礼志〕
定積分で、積分の範囲の上の限界。上限
実数集合のどの数よりも小さくない数のうちの最小のものの、もとの集合に対する称。上限。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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