精選版 日本国語大辞典 「上端」の意味・読み・例文・類語
うわ‐は うは‥【上端】
〘名〙 (「うわば」とも)
※夫木(1310頃)一一「いなみのを朝踏みわたるかり人の笠のうははになびく荻原〈藤原範綱〉」
※石山本願寺日記‐証如上人日記・天文一一年(1542)一〇月二四日「六拾貫之分〈略〉只今上は八貫文上レ之」
※日葡辞書(1603‐04)「Vuaba(ウワバ)。または、vuafa(ウワハ)」
あがり‐ばな【上端】
〘名〙 (「あがりはな」とも)
※雑俳・藐姑柳(1785)正月二五日「上(アガ)りはなおし分けて娵(よめ)迯げるなり」
② 物価などが上がりかけの時。上がりはじめ。
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