窺ひ足(読み)ウカガイアシ

デジタル大辞泉 「窺ひ足」の意味・読み・例文・類語

うかがい‐あし〔うかがひ‐〕【×窺ひ足】

抜き足差し足でこっそり歩くこと。忍び足
「表の方には六蔵が戻りかかって、―」〈浄・矢口渡

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精選版 日本国語大辞典 「窺ひ足」の意味・読み・例文・類語

うかがい‐あしうかがひ‥【窺足・伺足】

  1. 〘 名詞 〙 様子をうかがいながら歩く足取り。抜き足差し足で、こっそり歩くこと。しのび足。
    1. [初出の実例]「身の誤りに気おくれし、膝もわなわな窺(ウカガ)ひ足」(出典浄瑠璃菅原伝授手習鑑(1746)一)

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