立ち切る(読み)たちきる

精選版 日本国語大辞典 「立ち切る」の意味・読み・例文・類語

たち‐き・る【立切】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 立ったままでいる。ずっとそのままの状態でいる。また、転じて、我慢する。
    1. [初出の実例]「夜をこめてたちきる山のすそにしも鳴てや鹿の人にしれぬる」(出典:頼政集(1178‐80頃)上)
  3. ろうそく・線香などが燃えつきる。
    1. [初出の実例]「こよひも亦長蝋燭の立切(キル)まで」(出典浮世草子好色一代女(1686)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android