立ち惑う(読み)たちまどう

精選版 日本国語大辞典 「立ち惑う」の意味・読み・例文・類語

たち‐まど・う‥まどふ【立惑】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙
  2. 立ったまま途方にくれる。思い悩んで立つ。
    1. [初出の実例]「いづれか我が住みし家ぞと立惑(マド)ふに」(出典読本・雨月物語(1776)浅茅が宿)
  3. いそがしく立ち働く。
    1. [初出の実例]「いとかひがひしく、女の業の機おり、うみつむぎして、おのがためならず立まどふ」(出典:読本・春雨物語(1808)死首のゑがほ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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