精選版 日本国語大辞典 「立ち止まる」の意味・読み・例文・類語 たち‐とどま・る【立止・立留】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 立ったままでとどまる。歩くのを止めてとどまる。立ちどまる。[初出の実例]「春霞いづくばかりにかへるらむたちととまれといひややらまし」(出典:安法集(983‐985頃))「全体此処は何処であったかと立とどまった事は」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉九)② ( 「たち」は接頭語 ) ほかに移ることなくその場にとどまる。しばらくその場に居残る。腰をすえる。[初出の実例]「わがなすことの しづはたに みだれてならず ありしかば たちとどまりて しほどに」(出典:忠岑集(10C前)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例