立ち立つ(読み)タチタツ

デジタル大辞泉 「立ち立つ」の意味・読み・例文・類語

たち‐た・つ【立ち立つ】

[動タ四]あちこちで一面に立つ。次々に飛び立つ。
国原けぶり―・つ海原うなはらはかまめ―・つ」〈・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「立ち立つ」の意味・読み・例文・類語

たち‐た・つ【立立】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 次から次へと飛び立つ。また、あちこちで一面に立つ。
    1. [初出の実例]「国原は 煙立龍(たちたつ) 海原は かまめ立多都(たちタツ)」(出典万葉集(8C後)一・二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android