たち‐かく・れる【立隠】
- 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]たちかく・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「たち」は接頭語 ) かくれる。何かの物かげに身をかくす。- [初出の実例]「人のみることやくるしきをみなへし秋ぎりにのみたちかくるらん〈壬生忠岑〉」(出典:古今和歌集(905‐914)秋上・二三五)
- 「誰ならむ心かけたるすきものありけりとおぼして陰につきてたちかくれ給へば頭中将なりけり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)末摘花)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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