立て合ふ(読み)タテアウ

デジタル大辞泉 「立て合ふ」の意味・読み・例文・類語

たて‐あ・う〔‐あふ〕【立て合ふ】

[動ハ四]抵抗する。たてつく。張り合う。
「汝われに―・はん、心幼き事な言ひそ」〈著聞集一二

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立て合ふ」の意味・読み・例文・類語

たて‐あ・う‥あふ【立合】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 はりあう。たてつく。抵抗する。
    1. [初出の実例]「おもひもまうけずあはてふためきけるを、たてあふものをば射伏せ、きり伏せ」(出典:平家物語(13C前)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む