立て抜く(読み)タテヌク

デジタル大辞泉 「立て抜く」の意味・読み・例文・類語

たて‐ぬ・く【立て抜く】

[動カ四]最後まで押し通す。たてとおす。
捨身の品も所を変へて、おさんに―・く心の道」〈浄・天の網島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立て抜く」の意味・読み・例文・類語

たて‐ぬ・く【立抜】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 最後まで考えを改めずにやりとおす。ある態度主張をつらぬく。たてとおす。
    1. [初出の実例]「捨身の品も所も変へておさんに立ぬく心の道」(出典:浄瑠璃・心中天の網島(1720)橋尽し)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android