立師(読み)タテシ

デジタル大辞泉 「立師」の意味・読み・例文・類語

たて‐し【立師/殺陣師】

立ち回りの型を考案し、出演俳優に教える専門家
[類語]スタッフ裏方道具方衣装方助手表方

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の立師の言及

【歌舞伎】より

… タテ立回り(殺陣)をいう。劇中,捕物や殺し場などで演ずる太刀打や争闘技の称で,古来一座には専門の立師(たてし)がいて立回りの型を考案し,その型をタテという。 力紙(ちからがみ)荒事役の鬘の髻(もとどり)につける装飾用の奉書紙をいう。…

【立回り】より

…劇中,捕物や殺し場などで演ずる太刀打や争闘技をいう。古来,一座には専門の立師(たてし)がいて立回りの型を考案し俳優に教えるが,その型をタテという。後世にいたって立回りを見せることを主眼とする剣劇が流行した。…

※「立師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android