立掛ける(読み)タテカケル

デジタル大辞泉 「立掛ける」の意味・読み・例文・類語

たて‐か・ける【立(て)掛ける/立(て)懸ける】

[動カ下一][文]たてか・く[カ下二]他のものにもたせかけて立てる。「さおを壁に―・ける」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立掛ける」の意味・読み・例文・類語

たて‐か・ける【立掛・立懸】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]たてか・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 立てて他の物によせかける。
    1. [初出の実例]「此の太刀の金精を拭はせ、〈略〉臥たる傍の柱にぞ立掛たりける」(出典:太平記(14C後)三二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android