立石諒(読み)たていし りょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「立石諒」の解説

立石諒 たていし-りょう

1989- 平成時代の水泳選手。
平成元年6月12日生まれ。種目平泳ぎ。湘南工大附高時代の平成18年日本高校選手権の100m,200mで1位。21年日本選手権の100mで1位,日豪対抗の100m,200mで1位。22年日本選手権,ジャパンオープンの100m,200mで1位。23年にはジャパンオープン・インカレ・ワールド杯東京大会の100m,200mで1位。24年日本選手権の100m,200mで2位となり,派遣標準記録を突破してロンドン五輪に出場し,100mは10位で決勝に進出できなかったが,200mで銅メダル獲得。25年ミキハウス入社。神奈川県出身。慶大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「立石諒」の解説

立石諒

男子競泳選手。1989年6月12日生まれ、神奈川県出身。182センチ、74キロ、NECグリーンスイミングクラブ玉川所属(慶應義塾大学生)。高校2年の時、高校記録を塗り替え注目を集めたが、慶應大学1年の2008年には北京五輪代表を逃す。10年、日本選手権で、平泳ぎ50メートル・100メートル・200メートルで3冠を達成したが、翌年の国際大会選考会では無冠練習嫌いで有名だったが、ここから真剣に取り組むようになり、12年、ロンドン五輪代表選考会では100メートル200メートル平泳ぎでそれぞれ2位を獲得、代表選手に選ばれた。同年8月、200メートル平泳ぎで銅メダルを獲得。

(2012-08-2)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android