山川 日本史小辞典 改訂新版 「竜安寺石庭」の解説
竜安寺石庭
りょうあんじせきてい
京都市右京区竜安寺の石庭(方丈庭園)は室町時代枯山水式の代表的庭園。7・5・3個の石を3群に配した15個の石と白砂とで構成され,虎の子渡しとも称される。作庭時期は室町後期の相阿弥(そうあみ)作,江戸時代作など定説はなく,塀ぎわに陰刻で小太郎・彦二郎と判読される1石がある。国史跡・国特別名勝。なお,竜安寺方丈は重文。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報