竜蟠(読み)りようばん

普及版 字通 「竜蟠」の読み・字形・画数・意味

【竜蟠】りようばん

竜の蟠居するさま。勢いを内に秘めた状態をいう。〔晋書、王羲之伝論〕其の點曳の工、裁の妙をるに、霏(と)び露結び、斷ゆるが(ごと)くにして(ま)たなり、鳳(と)び蟠(わだか)まり、勢ひ斜めにして反って直なるが如し。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報