端野村(読み)たんのむら

日本歴史地名大系 「端野村」の解説

端野村
たんのむら

[現在地名]常呂ところ郡端野町字端野・字一区いつく・字二区にく・字三区さんく・字川向かわむかい・字協和きようわ・字緋牛内ひうしない・字忠志ちゆうし・字豊実とよみ・字北登ほくと常呂町字のぼり

大正一〇年(一九二一)から昭和三六年(一九六一)まで存続した常呂郡の自治体。大正一〇年四月野付牛のつけうし町から分離し、二級町村制を施行して成立。分村当時の戸数八六二・人口四千七六四(新端野町史)。分村時に行政区は九区に分けられ、同一一年市街地を入れて端野市街など一〇区に編成された(端野町史)。同一五年登位加といか地区を常呂村(現常呂町)手師学てしまない地区(現字登)編入。南部の常呂川沿岸部は明治三〇年代から屯田兵村(下野付牛屯田兵村)として開拓され、農業を中心とし、大正期には換金作物ハッカエンドウなどの畑作が主であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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