端野町(読み)たんのちよう

日本歴史地名大系 「端野町」の解説

端野町
たんのちよう

面積:一六三・五〇平方キロ

昭和三六年(一九六一)九月常呂ところ端野村が町制を施行して成立した。網走支庁管内のほぼ中央にあり、北は常呂郡常呂町、北東は網走市、東は網走郡女満別めまんべつ町、南東は同郡美幌びほろ町、南西は北見市に接する。中央部を常呂川が、トペンピラウシナイ川・キナチャウシナイ川・オンネシルクタウシナイ川などの支流を合せながら北へ貫流し、北西部を仁頃にころ川が北流して常呂川に合流する。JR石北せきほく本線・国道三九号が中央部を東から南西に通り、石北本線には緋牛内ひうしない・端野・いとの三駅が設けられている。近世には初めソウヤ場所、その後モンベツ場所のうち。明治二年(一八六九)八月の国郡画定により北見国常呂郡に所属、同年九月から同三年閏一〇月まで安芸広島藩に割渡され、その後開拓使管轄となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報