デジタル大辞泉 「競ひ掛かる」の意味・読み・例文・類語 きおい‐かか・る〔きほひ‐〕【▽競ひ掛かる】 [動ラ四]1 勢い込んで激しく攻めかかる。「味方―・り候間、敵方引き退き候」〈伊達日記・上〉2 勢い込む。「お悦よろこびであらうと―・って戻ったに」〈浄・栬狩剣本地〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「競ひ掛かる」の意味・読み・例文・類語 きおい‐かか・るきほひ‥【競掛】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 争って押しかける。勢い込んできそう。[初出の実例]「きほひかかる車どもを、見やりてあるこそをかしけれ」(出典:春曙抄本枕(10C終)一八五)② 勢い込む。意気込む。[初出の実例]「最前の様に、きほひ掛ていへ」(出典:虎寛本狂言・清水(室町末‐近世初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例