竹佐中原遺跡(読み)たけさなかはらいせき

日本歴史地名大系 「竹佐中原遺跡」の解説

竹佐中原遺跡
たけさなかはらいせき

[現在地名]飯田市竹佐

高鳥屋たかどや山の東麓に位置する。遺跡はこの地域では最も古い扇状地が侵食される過程で残った丘陵の北東斜面にあり、表土下の地層は3・4層が軟質、5・6層が硬質のローム層と分けられる。このうち第4層の上半部より石器群が検出された。4層中には姶良丹沢火山灰(AT)が含まれていて、AT降灰石器群よりも後とされている。平成一三年(二〇〇一)の調査では、ホルンフェルスの石器七〇点がA・B二地点より、同一六年の調査では八〇メートル離れたC地点で三〇点が出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 剥離 剥片 中村

最新 地学事典 「竹佐中原遺跡」の解説

たけさなかはらいせき
竹佐中原遺跡

Takesanakahara site

長野県飯田市山本地区にある旧石器時代遺跡。2000~2005年に発掘調査され,ローム層中よりA~Dの4地点が確認された。A地点では,ホルンフェルス製のスクレイパー錐状の石器など重量のある道具が出土し,ナイフ形石器文化以降には見られないものと評価されているが,正確な年代は得られていない。D地点には,後期旧石器時代初頭の局部磨製石斧が出土している。

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