竹山広(読み)たけやま ひろし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹山広」の解説

竹山広 たけやま-ひろし

1920-2010 昭和-平成時代の歌人
大正9年2月29日生まれ。昭和16年「心の花」に入会。結核療養中の病院で被爆する。56年61歳で第1歌集「とこしへの川」を刊行。被爆体験や社会事象などを詠む。平成14年「竹山広全歌集」で斎藤茂吉短歌文学賞,詩歌文学館賞,同年全歌集所収「射祷(しゃとう)」で迢空(ちょうくう)賞。21年には「眠つてよいか」および過去の全業績で現代短歌大賞を受賞した。平成22年3月30日死去。90歳。長崎県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android