竹本南部大夫(読み)タケモト ナンブダユウ

20世紀日本人名事典 「竹本南部大夫」の解説

竹本 南部大夫(5代目)
タケモト ナンブダユウ

昭和期の義太夫節太夫(文楽)



生年
大正5(1916)年3月26日

没年
昭和60(1985)年8月22日

出生地
愛知県常滑市

本名
大盛 二郎(オオモリ ジロウ)

別名
前名=竹本 越名太夫

学歴〔年〕
愛日小(大阪)卒

主な受賞名〔年〕
芸術祭賞(優秀賞)〔昭和46年〕,国立劇場文楽賞(特別賞)〔昭和60年〕

経歴
昭和5年4代目南部太夫に入門、6年に越名太夫の芸名で初舞台。11年新義座に参加するが、14年文楽座に復帰。21年4代目竹本織太夫門下となり、27年5代目南部大夫を襲名。56年切場語り(中心部分の語り)となる。道行物艶物を得意とした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android