竹瓮(読み)タツベ

デジタル大辞泉 「竹瓮」の意味・読み・例文・類語

たつ‐べ【×瓮】

うえのこと。 冬》「淀の魚―にまよふ一つかな/蛇笏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「竹瓮」の意味・読み・例文・類語

たつ‐べ【竹瓮】

〘名〙
水底に沈めておき、魚をとらえる円筒形または紡錘形の竹製の籠(かご)。沈む時は口が開いて、魚が中に入ると出られないようになっている。《季・冬》 〔俳諧・誹諧初学抄(1641)〕
② ①に似せて、わらで作った籠。一対になっていて、物を入れててんびん棒で運ぶのに用いる。たつぼう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android