竹越和夫(読み)タケコシ カズオ

20世紀日本人名事典 「竹越和夫」の解説

竹越 和夫
タケコシ カズオ

大正・昭和期の演劇評論家,作家 日本演劇協会評議員。



生年
明治38(1905)年6月12日

没年
昭和57(1982)年10月10日

出生地
大阪

別名
筆名(後期)=竹越 一雄

学歴〔年〕
東京帝大文学部独文科〔昭和4年〕卒

経歴
日本放送協会文芸課長、演出部長を経て、戦後日本文芸家協会書記局長。演劇に通じ、季刊雑誌「劇と評論」を再刊松竹の歌舞伎審議会委員も務めた。著書は「演劇紀行」など。また、昭和22年「文芸時代」同人となり、代表作に大阪の庶民生活の哀歓を描いた「ゆくへも知らず」、続編風塵」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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