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風塵 フウジン

デジタル大辞泉の解説

ふう‐じん〔‐ヂン〕【風×塵】

風で舞い立つちり。きわめて軽いもののたとえにもいう。「風塵を避ける」
「命を―よりも軽くして」〈太平記・一七〉
わずらわしい俗世間。また、こまごました雑事。「風塵の外に暮らす」
戦乱。
「―遠し三尺の剣は光曇らねど」〈晩翠・星落秋風五丈原〉

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大辞林 第三版の解説

ふうじん【風塵】

風に吹かれて舞い上がる砂やほこり。
俗世間の雑事。わずらわしい俗事。 「 -を避けて隠棲する」
きわめて軽いもののたとえ。 「命を-よりも軽くして防ぎ戦ひける程に/太平記 17
戦乱。兵乱。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

風塵
ふうじん

強風のために、地表の細かな砂粒などが舞い上げられる現象。立っている人が見通しを妨げられるのを高い風塵、見通しに悪影響がないのを低い風塵という。風塵の程度は、風速だけでは決まらず、土質の乾燥の度合いにも支配される。よく肥えた畑の土が風塵となって他の場所に移動させられ、結果として畑の肥沃(ひよく)度が低下することがある。[平塚和夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の風塵の言及

【砂丘】より

…礫や粗い砂はよほどの強風でないと動かない。シルトは粒子間の凝集力などのために動きにくいが,いったん動くと上空に舞い上がり,ダスト(風塵)として遠方へ運ばれる。したがって,4~5m/sをこえる風が吹き続けると,砂は表面に沿って動き始め(表面匍行surface creep),やがて,跳ね飛んで移動(跳躍saltation)するようになる。…

※「風塵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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