竿先(読み)さおさき

精選版 日本国語大辞典 「竿先」の意味・読み・例文・類語

さお‐さきさを‥【竿先・棹先】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 竿の先端。また、舟を進める棹(さお)の先。
    1. [初出の実例]「あげくの果にゃア棹先(サヲサキ)につっかけられて、引汐に沖の方へとおし出されて」(出典人情本春色辰巳園(1833‐35)四)
  3. 年老いて、余命がどれほどもないこと。老い先の短い年齢。また、その者。
    1. [初出の実例]「竿先(さキ)に成て実盛いや身をし」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一三(1763)宮三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む