笊渡(読み)ざるわたし

精選版 日本国語大辞典 「笊渡」の意味・読み・例文・類語

ざる‐わたし【笊渡】

  1. 〘 名詞 〙 深い谷や断崖または急流などで、架橋舟行の不可能な場合に、対岸へ綱を張ってざるをつり、その中に人を入れて渡すもの。籠(かご)渡し。〔俚言集覧(1797頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 かご

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む