笊渡(読み)ざるわたし

精選版 日本国語大辞典 「笊渡」の意味・読み・例文・類語

ざる‐わたし【笊渡】

  1. 〘 名詞 〙 深い谷や断崖または急流などで、架橋舟行の不可能な場合に、対岸へ綱を張ってざるをつり、その中に人を入れて渡すもの。籠(かご)渡し。〔俚言集覧(1797頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 かご

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む