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架橋 カキョウ

デジタル大辞泉の解説

か‐きょう〔‐ケウ〕【架橋】

[名](スル)
橋を架けること。また、その橋。「架橋工事」
鎖状高分子の分子間にを架けたような結合をつくること。代表的な架橋としてゴムの加硫が知られる。この分子間結合を架橋結合、架橋によってできる高分子を架橋高分子、このような高分子の構造を架橋構造という。橋かけ。

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栄養・生化学辞典の解説

架橋

 高分子化合物と高分子化合物の間,また高分子化合物の分子内などに化学的に形成された結合.高分子化合物と低分子化合物の間,低分子化合物と低分子化合物の間の結合についていわれることもある.例えば,ジスルフィド結合,コラーゲンの分子内や分子間架橋などをはじめ,ゴムなどについてもいう.

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大辞林 第三版の解説

かきょう【架橋】

( 名 ) スル
橋をかけること。また、その橋。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

架橋
かきょう
cross linking

分子内で二つの原子間を炭素鎖あるいは炭素以外の異原子で、橋を架けたように結合させること。橋架けともいう。たとえば樟脳(しょうのう)は6員環ケトンに架橋した構造をしている。ジボランは水素が2価になったような架橋構造をしている。

 また古くから知られているゴムの加硫も、ゴム分子間の硫黄(いおう)による架橋である。架橋反応は高分子化合物では三次元の網状構造(架橋高分子)をつくる反応をいい、高分子物質の物理的、化学的性質を改良するのに有効で工業的に重要である。[佐藤武雄・廣田 穰]

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