デジタル大辞泉 「笑ます」の意味・読み・例文・類語 えま◦す〔ゑます〕【笑ます】 [連語]《動詞「え(笑)む」の未然形+尊敬の助動詞「す」》ほほえまれる。にっこりとなさる。「己おのが命をを凡おほにな思ひそ庭に立ち―◦すがからに駒に逢ふものを」〈万・三五三五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「笑ます」の意味・読み・例文・類語 えま‐・すゑます【笑・咲】 [ 1 ] 〘 連語 〙 ( 動詞「えむ(笑)」に尊敬の助動詞「す」の付いたもの ) にっこりほほえまれる。笑顔をなさる。[初出の実例]「道の辺の草深百合の花咲(ゑみ)に咲之(ゑましし)からに妻といふべしや」(出典:万葉集(8C後)七・一二五七)[ 2 ] 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 (麦などを)水や湯などにつけたり、煮たりしてふくらませる。ふやかす。〔俚言集覧(1797頃)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例