笑みこだる(読み)エミコダル

デジタル大辞泉 「笑みこだる」の意味・読み・例文・類語

えみ‐こだ・る〔ゑみ‐〕【笑みこだる】

[動ラ下二]笑い崩れる。
横座の鬼、杯を左の手に持ちて―・れたるさま、ただこの世の人のごとし」〈宇治拾遺・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「笑みこだる」の意味・読み・例文・類語

えみ‐こだ・るゑみ‥【笑こだる】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「こだる」は倒れかかるの意 ) 姿勢がくずれるほど大笑いする。笑い転げる。
    1. [初出の実例]「横座の鬼、〈略〉ゑみこだれたる」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一)

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