笠田(読み)かせだ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「笠田」の意味・わかりやすい解説

笠田
かせだ

和歌山県北部、伊都(いと)郡かつらぎ町の一地区。旧笠田町。桛田、加勢田とも書く。紀ノ川北岸にあり、中世には京都神護寺(じんごじ)領桛田荘(しょう)の地。虫除(よ)けに糸巻の桛(かせ)を置く田の意という。国道24号が通じ、JR和歌山線笠田駅がある。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android