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笠縫専助(初代) かさぬい せんすけ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

笠縫専助(初代) かさぬい-せんすけ

?-? 江戸時代中期-後期の歌舞伎作者。
初代桜田治助の門にはいる。天明元年(1781)江戸市村座の立作者となり,「むかし男雪雛形(ゆきのひながた)」で好評を博す。江戸三座で活躍し,寛政9年中村座の頭取。常磐津(ときわず),長唄にも佳作をのこしている。前名は笠縫米富。俳名は米夫,田社。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

笠縫専助(初代)

生年:生没年不詳
江戸中期の歌舞伎狂言作者。初代桜田治助の弟子。俳名米夫,田社。別名笠縫米富。天明1(1781)年市村座で立作者となり,寛政8(1796)年まで活躍,同9年に中村座の頭取となり,まもなく没したらしい。師匠の桜田風を継いだ作風だったが,特に常磐津,富本,長唄など舞踊曲に優れた作品を残した。代表作は「昔男雪雛形」「隅田川柳伊達衣」,舞踊曲としては常磐津「褄重袷羅衣」,長唄「女夫松高砂丹前」などがある。天保11(1840)年,松島松兵衛(段二)が2代を継いだが,早く没した。3代まであり,文久1,2(1861,62)年の中村座の作者に見えるのは3代であろう。

(安田文吉)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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