化学辞典 第2版 「第二メッセンジャー説」の解説
第二メッセンジャー説
ダイニメッセンジャーセツ
second messenger theory
ホルモンや神経伝達物質など(第一メッセンジャー)は,細胞膜表面の受容体を介して,細胞内で作用する物質(第二メッセンジャー)の生産を促すことにより,その作用を発揮するという説.1960年代はじめにE.W. Sutherlandによって提唱され,そのような第二メッセンジャーとしてサイクリックAMPが同定され,その作用機構が明らかにされている.[別用語参照]二次メッセンジャー
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報