共同通信ニュース用語解説 「第32軍司令部壕」の解説
第32軍司令部壕
本土の防波堤として南西諸島防衛を任された旧日本陸軍の第32軍司令部とするため、1944年12月、沖縄師範学校などの学生や地域住民らを動員して那覇市の首里城地下に構築し始めた。戦況が悪化し、司令部を沖縄本島南部に移す「南部撤退」が始まる45年5月下旬まで使われた。沖縄県は既に、2025年度に公開予定の第5坑口の岩盤状態を調査。司令部の主要部に近く未発掘の第1抗口の形状が推定より、西寄りだったことなどが判明している。
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