事典 日本の地域ブランド・名産品 「笹かまぼこ」の解説
笹かまぼこ[加工食品]
ささかまぼこ
主に仙台市で製造されている。仙台名物として全国的に有名。明治時代初期、豊漁によって余った魚をすり身にして串に刺し、伸ばして焼き上げていたのが始まりと伝えられている。のち伊達家ゆかりの竹に雀(家紋)から笹かまぼこと名づけられ、仙台の土産品となった。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報
…これには小田原式の蒸して作る蒸板(むしいた),京阪地区に多い蒸し上げてから表面を焼く焼板(やきいた),関西各地の始めから焙焼(ばいしよう)する焼抜(やきぬき)の3種がある。笹(ささ)かまぼこは仙台地方が有名で,すり身を木の葉状に成形し,くしに刺して炉上で焼き上げたものである。同じように,すり身を鉄板上で焼いたものに和歌山のなんば焼き(南蛮焼きともいう)などがある。…
※「笹かまぼこ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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