笹掻(読み)ささがき

精選版 日本国語大辞典 「笹掻」の意味・読み・例文・類語

ささ‐がき【笹掻】

  1. 〘 名詞 〙 鰹節(かつおぶし)牛蒡大根などを、笹の葉のように薄く細く削ること。また、その削ったもの。笹吹き。ささがし。
    1. [初出の実例]「牛蒡汁にするから笹掻(ササガ)きがよからう」(出典歌舞伎・染竹春駒(1814)三幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android