筆作(読み)ひっさく

精選版 日本国語大辞典 「筆作」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐さく【筆作】

  1. 〘 名詞 〙 文章に書き表わすこと。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「雖不堪盍励筆作哉云々」(出典:吾妻鏡‐正治元年(1199)一〇月二七日)
    2. 「舞袖の一指、足踏の一響にも、序破急あり。是は、筆作(ヒッサク)に不及。口伝有り」(出典:拾玉得花(1428))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android