算を散らす(読み)サンヲチラス

デジタル大辞泉 「算を散らす」の意味・読み・例文・類語

さんら・す

算木をばらばらにする。ちりぢりばらばらになる。算を乱す。
「海には兵船数万艘を浮かべて―・せるが如く」〈盛衰記三六

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「算を散らす」の意味・読み・例文・類語

さん【算】 を=散(ち)らす[=打(う)ち散(ち)らす]

  1. さん(算)を乱す
    1. [初出の実例]「浪に打破られたる家ども、筭を打散(ウチチラ)せるが如し」(出典発心集(1216頃か)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む