精選版 日本国語大辞典 「管粥」の意味・読み・例文・類語 くだ‐がゆ【管粥】 〘 名詞 〙 小正月などに、粥の中に竹の管や茅を入れて炊き、管の中についた米粒やおもゆの量によって、その年の豊凶、天候などを占うこと。粥占(かゆうら)。筒粥。粥だめし。《 季語・新年 》 〔諸国風俗問状答(19C前)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の管粥の言及 【粥占】より …1月14日の夕刻,粥を貝に盛り,2月1日に,そのかたまり方や,かびの様子を見て,豊作かどうかを判断する,お粥試しの神事もある。一般によく知られている粥占に,筒粥,管粥の神事がある。粥の中に,竹,あるいはカヤ,アシなどの管を入れ,その中にはいった粥の状態で,作物の種類別の作柄や,月ごとの天候を占う。… ※「管粥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by