… また,人間の自然に対する働きかけである開発によって,人間と自然の間には,新たな境が次々と設定されていった。《常陸国風土記》に登場する箭括氏麻多智(やはずのうじまたち)の開発行為はその代表例である。麻多智は,古代の水田適地である〈谷の葦原〉を開墾しようとするが,その谷の神である夜刀神の激しい妨害に直面した。…
※「箭括氏麻多智」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...