節の間(読み)フシノマ

デジタル大辞泉 「節の間」の意味・読み・例文・類語

ふし‐の‐ま【節の間】

節と節との間。転じて、ほんの少しの間。
「なにはがた短きあしの―も逢はでこの世を過ぐしてよとや」〈新古今・恋一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「節の間」の意味・読み・例文・類語

ふし【節】 の 間(ま)

  1. 節と節とのあいだ。転じて、少しの間。しばらく。
    1. [初出の実例]「朝夕に 満ち来る潮の 八重浪に 靡く珠藻の 節間(ふしのま)も 惜しき命を」(出典万葉集(8C後)一九・四二一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android