節間(読み)ふしあい

精選版 日本国語大辞典 「節間」の意味・読み・例文・類語

ふし‐あい‥あひ【節間】

  1. 〘 名詞 〙植物などの)節と節との間。関節と関節との間。〔羅葡日辞書(1595)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

盆栽用語集 「節間」の解説

節間

節と節との間。葉や枝の出ている箇所を節という。節間が間伸びした樹は、小さく作るべき盆栽では評価が低い。犠牲枝(太りを得るためわざと剪定しない)など特殊なケースを除くと、基本的にはできるだけ節間を短く作っていく。
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出典 (株)近代出版盆栽用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内の節間の言及

【茎】より

…その他茎には形態・性質の上でさまざまなものがある。地上茎のうちでは光屈性を端的にあらわす直立茎が最もふつうであるが,節間が短い短縮茎(バショウ)や短枝,茎が扁平になった扁茎(カンキチク)や仮葉枝,茎針,地面などの基物面をはう匍匐茎(シノブ)や横走枝,物につる状に巻きつく巻きつき茎(アサガオ),葉が退化的で茎が太くなった多肉茎(サボテン)などがある。地下茎でも,根の機能も果たす根茎(ワラビ),茎が肥大して物質貯蔵の役目をする塊茎(ジャガイモ),茎が短く肉質の鱗片状葉に包まれた鱗茎(タマネギ)などがある。…

※「節間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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