節米(読み)セツマイ

デジタル大辞泉 「節米」の意味・読み・例文・類語

せつ‐まい【節米】

米の消費を節約すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「節米」の意味・読み・例文・類語

せつ‐まい【節米】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 正月のために用意する米。
    1. [初出の実例]「十二月〈略〉節米つく」(出典:俳諧・清鉋(1745頃)二)
  3. 米の消費を節約すること。
    1. [初出の実例]「パン類似のものを食べてるが、節米の折柄家族は私の習慣を喜んでゐる」(出典:随筆・てんやわんや(1949)〈獅子文六〉畳と飯)

せち‐ごめ【節米】

  1. 〘 名詞 〙 正月用の米。節料米(せちりょうまい)。年取米(としとりまい)。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「節米やみぞれ拍子に笹の音〈珍碩〉」(出典:俳諧・己が光(1692))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android