米国の自動車関税

共同通信ニュース用語解説 「米国の自動車関税」の解説

米国の自動車関税

米国が外国製自動車を輸入する際に課す関税。関税で輸入車の販売価格が高くなり、競合する自国生産車が有利になる。米国は国内メーカーを保護するため、日本などから輸入する乗用車に2・5%、ピックアップトラックなどの大型車に25%の関税を課している。北米自由貿易協定(NAFTA)を米国と結ぶカナダメキシコからの輸入乗用車は、全部品の62・5%以上を3カ国内で調達すれば関税がゼロになる。トランプ米政権はNAFTA再交渉で、関税がゼロになる基準の厳格化を要求している。(共同)

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