米満達弘(読み)米満達弘

知恵蔵mini 「米満達弘」の解説

米満達弘

男子レスリング選手。1986年8月5日生まれ、山梨県富出身。168センチ、66キロ、陸上自衛隊朝霞駐屯地・自衛隊体育学校所属(階級:三等陸尉)。山梨県立韮崎工業高等学校、拓殖大学政経学部卒。2008年、「全日本学生選手権」フリースタイル66キログラム級で優勝し、文部科学大臣杯を獲得。09年、「ヤシャ・ドク国際大会」優勝、「世界選手権」3位。11年の「世界選手権」では、日本人として16年ぶりとなる銀メダルを獲得。12年8月、ロンドン五輪に出場、1988年ソウル五輪における小林孝至佐藤満金メダル以来24年ぶりとなる金メダルを獲得した。これは、日本の夏季五輪史上、通算400個目のメダルであり、また130個目の金メダルとなった。

(2012-08-17)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「米満達弘」の解説

米満達弘 よねみつ-たつひろ

1986- 平成時代のレスリング選手。
昭和61年8月5日生まれ。種目はフリースタイル66kg級。レスリングは高校ではじめ,韮崎工業高3年時,インターハイ2位,国体優勝。拓殖大にすすみ,平成20年世界学生選手権,全日本選手権のフリースタイル66kg級で優勝。21年自衛隊体育学校に入る。同年世界選手権で銅メダル。22年アジア大会で金メダルを獲得し,同年世界選手権で銀メダル。23年全日本選抜選手権を3連覇。24年ロンドン五輪では日本男子レスリングで24年ぶりとなる金メダルを獲得した。長い手足と柔軟性特長。自衛隊での階級は3等陸尉。27年現役引退。山梨県出身。

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