粒状性(読み)リュウジョウセイ

デジタル大辞泉 「粒状性」の意味・読み・例文・類語

りゅうじょう‐せい〔リフジヤウ‐〕【粒状性】

grainness写真などのフィルム粒子のきめ細かさを表す言葉。粒子が細かく、むらがないものを「粒状性が良い」という。

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カメラマン写真用語辞典 「粒状性」の解説

粒状性

 フィルムの粒子の細かさや配列の規則性を感覚的にいう場合に使う写真用語。粒状性がいいという場合には、粒子が細かく、しかも粒子の配列が規則的であるという意味である。 粒状度 とは違い、主観的な判断が入っている。

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世界大百科事典(旧版)内の粒状性の言及

【写真】より

…写真像を大きく拡大するとこの粒状構造がわかるが,大きい引伸し写真にも画像の細部の粒状が認められる。写真像の粒状の性質を粒状性という。写真像が粒状性を呈することから,写真では被写体の細部の再現には限度があることが理解され,これと関連して写真像が鮮明に仕上がっているか否かという評価がなされる。…

※「粒状性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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