粘土質(読み)ネンドシツ(その他表記)argillaceous

翻訳|argillaceous

デジタル大辞泉 「粘土質」の意味・読み・例文・類語

ねんど‐しつ【粘土質】

粘土を多く含んでいる、土壌の性質

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精選版 日本国語大辞典 「粘土質」の意味・読み・例文・類語

ねんど‐しつ【粘土質】

  1. 〘 名詞 〙 土の性質のうち、粘土を多く含んでいるもの。〔鉱物字彙(1890)〕

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岩石学辞典 「粘土質」の解説

粘土質

粘土の粒度の鉱物粒子または粘土鉱物で構成されている堆積岩に一般的に用いられる語[Lyell : 1835].粘土鉱物にはカオリナイト,モンモリロナイト,ハロイサイトなどがある.この語は泥,粘土,頁岩,マール,風成砂塵などが含まれる.この岩質の岩石は一般に堆積岩起源で,変成作用を受けると雲母類が形成されやすく,鉱物組成が変化しやすい.clayey, lutaceous, pelitic, pelolithicはすべて同義.ラテン語のargillaは粘土の意味.イリオジェナス(ilyogenous)[Renvier : 1882].

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