粟殿庄・粟殿東庄(読み)おうどののしよう・おうどのひがしのしよう

日本歴史地名大系 「粟殿庄・粟殿東庄」の解説

粟殿庄・粟殿東庄
おうどののしよう・おうどのひがしのしよう

応永六年(一三九九)の興福寺造営段米田数帳(春日神社文書)城上しきのかみ郡の大乗院方に「粟殿 十五町一段大三十歩」とみえ、寛正四年(一四六三)の諸庄段銭成足帳(お茶の水図書館蔵大乗院文書)にも同様の記述があり、粟殿(庄)は興福寺大乗院領荘園と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む